品質管理・製造工程

すでに60年以上の歴史を持つ奈良の老舗メーカーとしてロングセラー製品を中心にお菓子の楽しさを発信し続けてきた株式会社石井製菓。長い歴史を通じて築き上げてきたもの、守ってきたもの、それを踏まえて新しく提案したいもの。
石井製菓が選ばれる理由と、私たちのお菓子づくりへの思いをお伝えします。

創業昭和29年、
皆様に親しまれるロングセラー。

石井製菓の創業は、昭和29年(1954年)です。すでに60年以上の歴史を持つ老舗菓子メーカーとして、素材と製法にこだわった各種あられ製品をお届けしてきました。製品の多くはロングセラーとなっており、長い期間にわたって皆様の定番として親しんでいただいております。
スーパー様や小売店様の店頭でお買い求めいただくことができますので、石井製菓の名前を知らなくても多くの方が手に取り、お召し上がりになったことがあるかもしれません。

あられのおいしさ、楽しさをご家庭に。これからも石井製菓はロングセラー製品を中心にお菓子のある時間・空間をご提案してまいります。

安心、安全、そして安定という使命。

安心して食べられること、安全であること。これらは食品を扱ううえで、絶対に揺らぐことがあってはならないことです。
石井製菓では「いつ食べても品質が安定している製品作り・お客様に満足していただける製品の味の追求」をモットーに、従業員一同が励行しております。

日本には四季があり、毎年気候条件が移り変わっていく環境の中で、安定した風味や食感を守るためには、職人達の経験やノウハウが欠かせません。

また、私たちはおいしいあられを作る上で材料選びにもこだわっております。九州地方・佐賀県の国産もち米を主に使用し、徹底した品質管理のもとで季節や環境に応じた製法によって丁寧に作り上げております。

品質を守り、より向上させること。美味しくて安全なお菓子を作り、食べていただくお客様に喜んでいただくこと。それが私たち石井製菓において大切にしている使命でございます。

ポイントは、「餅」、「生地」
そして「焼き上げ」。

石井製菓のお菓子作りには、大きく分けて3つのポイントがあります。「餅」「生地」「焼き上げ」の3つで、これらのポイントは昔から続くこだわりの集大成です。
まずは、「餅」。あられを作る前工程の餅の良し悪しであられの味や品質が決まると言っても過言ではないほど、とても重要です。材料の選定、取り扱い、そして餅づくり。おいしいあられはおいしい餅からしか生まれないので、石井製菓はおいしい餅づくりから始めます。

次に、「生地」。焼き上げるために餅の形を整える工程で、うまく焼き上げるために、食べやすくするために、そして一番おいしい状態にするために、とても奥の深い生地づくりを長年の研究で磨き上げました。
そして、最後の「焼き上げ」。焼成とも呼ばれ、あられを香ばしく焼き上げる最後の工程です。これらの工程を経て、おいしい餅がおいしいあられになります。

安心と安全を守るための取り組み。

先ほど安心と安全は絶対に揺らぐことがあってはならないものだと述べました。食品を製造する会社として当然のことですが、そのために石井製菓ではさまざまな取り組みを行っています。
材料運搬や保管時の温度、湿度管理の徹底はもちろんのこと、エアー搬送装置の導入によって容器内に材料の使い残しを発生させず、常に鮮度管理された安全な材料だけが石井製菓の製品になる環境の構築を進めてまいります。

もっともっとお菓子を
楽しんでいただくために。

石井製菓の本社工場では市販されていない割れおかきなどのお値打ち商品(数量限定)の製造直売を行っております。
地元の方だけではなく遠方からもお越しいただくこともあります。
奈良の米菓メーカーとして地元の素材を使ったコラボレーション製品の企画や季節を意識した期間限定商品などの開発、さらには従来の米菓という形(カテゴリー)にとらわれない斬新なアイディアで試行錯誤しております。

石井製菓はこれからも「お菓子の楽しさ」を追求するエンターテイメント企業でありたいと考えております。
まだ誰も見たことがないものをどんどん提案・発信してまいりますので、これからの石井製菓にもどうぞご期待ください。